## 問題の内容
与えられた2つの数を解とする2次方程式を1つ作成する。問題は3つあり、それぞれ以下の通りです。
(1) 5, -2
(2) 4−7,4+7 (3) 3−2i,3+2i ## 解き方の手順
2つの解 α と β を持つ2次方程式は、a(x−α)(x−β)=0 (aは0でない定数)の形で表すことができます。ここでは、簡単のため a=1 とします。 展開すると、x2−(α+β)x+αβ=0 となります。 つまり、2つの解の和と積を求めれば、2次方程式を作成することができます。
(1) α=5,β=−2 の場合: - 解の和: α+β=5+(−2)=3 - 解の積: αβ=5×(−2)=−10 よって、2次方程式は x2−3x−10=0 (2) α=4−7,β=4+7 の場合: - 解の和: α+β=(4−7)+(4+7)=8 - 解の積: αβ=(4−7)(4+7)=42−(7)2=16−7=9 よって、2次方程式は x2−8x+9=0 (3) α=3−2i,β=3+2i の場合: - 解の和: α+β=(3−2i)+(3+2i)=6 - 解の積: αβ=(3−2i)(3+2i)=32−(2i)2=9−(4i2)=9−(4×−1)=9+4=13 よって、2次方程式は x2−6x+13=0 ## 最終的な答え
(1) x2−3x−10=0 (2) x2−8x+9=0 (3) x2−6x+13=0