(1) 不等式 $0 < \frac{2}{3}\sqrt{アイウ} - \frac{10}{3}$ と $\frac{7}{2} - 2\sqrt{3} = \frac{\sqrt{49} - \sqrt{エオ}}{2} > 0$ を解く。 (2) 実数 $t$ について、$\frac{10}{3} < t < \frac{7}{2}$ であることが $3.3 < t < 3.5$ であるための条件を選ぶ。 (3) $a$ を $0$ 以上の整数の定数として、$x$ の不等式 $|x - 2\sqrt{3}| < \frac{2a+1}{10}$ を考える。 (i) $a=2$ のとき、不等式を満たす整数 $x$ を求める。 (ii) 不等式を満たす奇数 $x$ がちょうど $2$ 個である整数 $a$ は全部で何個あるか求める。
2025/5/7
1. 問題の内容
(1) 不等式 と を解く。
(2) 実数 について、 であることが であるための条件を選ぶ。
(3) を 以上の整数の定数として、 の不等式 を考える。
(i) のとき、不等式を満たす整数 を求める。
(ii) 不等式を満たす奇数 がちょうど 個である整数 は全部で何個あるか求める。
2. 解き方の手順
(1)
まず、 を解く。
したがって、。
次に、 を解く。
したがって、。
(2)
であることは であるための条件を考える。
なので、 は の必要条件。
なので、 は の必要条件。
よって、 は の必要条件だが、十分条件ではない。
(3)
(i) のとき、
整数 は のみ。
したがって、。
(ii)
奇数 がちょうど 個であるためには、 なので、奇数 が入る可能性がある。
が含まれる時、 かつ
が含まれる時、 かつ
かつ を満たす場合、 が含まれ、さらに となれば奇数は のみ。
なので
なので なので
なので なので
よって、 なので 個。
3. 最終的な答え
(1) アイウ = 25, エオ = 12
(2) カ: 0
(3) (i) キ: 1
(ii) ク: 4