数列 $\{a_n\}$ が初項 2、公比 $\frac{1}{3}$ の等比数列である。 (1) 数列 $\{a_n\}$ の一般項を求める。 (2) 数列 $\{b_n\}$ の階差数列が数列 $\{a_n\}$ であるとき、$b_2 - b_1$ と $b_3 - b_2$ を $a_n$ を用いて表す。 (3) 数列 $\{b_n\}$ が等比数列であるとき、数列 $\{b_n\}$ の公比 $r$ を求める。 (4) 数列 $\{b_n\}$ の一般項を求める。
2025/5/7
1. 問題の内容
数列 が初項 2、公比 の等比数列である。
(1) 数列 の一般項を求める。
(2) 数列 の階差数列が数列 であるとき、 と を を用いて表す。
(3) 数列 が等比数列であるとき、数列 の公比 を求める。
(4) 数列 の一般項を求める。
2. 解き方の手順
(1) 等比数列の一般項の公式より、 である。初項 , 公比 を代入する。
(2) 階差数列の定義より、、 である。
(3) 数列 が等比数列であるとき、 が成り立つ。これに (2) で求めた値を代入して を求める。
(4) より 。
また、数列 の公比が であるので、。
よって、。これを解いて を求める。
数列 の一般項は で求められる。
(1)
(2)
(3)
(4)
かつ より
よって、
3. 最終的な答え
ア: 2
イ: 3
ウ: 2
エ:
オ: 1
カ: 3
キク: -1
ケ: 3