コインを3回投げて、表の出る回数に100をかけた金額がもらえるゲームがある。このゲームでもらえる金額の期待値を求める問題。

確率論・統計学期待値確率コイン組み合わせ
2025/5/7

1. 問題の内容

コインを3回投げて、表の出る回数に100をかけた金額がもらえるゲームがある。このゲームでもらえる金額の期待値を求める問題。

2. 解き方の手順

コインを3回投げたとき、表が出る回数は0回、1回、2回、3回のいずれかである。それぞれの回数が出る確率を計算する。
* 3回とも裏が出る確率:(12)3=18(\frac{1}{2})^3 = \frac{1}{8}
* 表が1回出る確率:3C1(12)1(12)2=3×18=38{}_3 C_1 (\frac{1}{2})^1 (\frac{1}{2})^2 = 3 \times \frac{1}{8} = \frac{3}{8}
* 表が2回出る確率:3C2(12)2(12)1=3×18=38{}_3 C_2 (\frac{1}{2})^2 (\frac{1}{2})^1 = 3 \times \frac{1}{8} = \frac{3}{8}
* 3回とも表が出る確率:(12)3=18(\frac{1}{2})^3 = \frac{1}{8}
次に、それぞれの表の回数に対応する金額を計算する。
* 表が0回の場合:0円
* 表が1回の場合:100円
* 表が2回の場合:200円
* 表が3回の場合:300円
期待値は、それぞれの金額とその金額が得られる確率をかけたものの合計である。
期待値 = 0×18+100×38+200×38+300×180 \times \frac{1}{8} + 100 \times \frac{3}{8} + 200 \times \frac{3}{8} + 300 \times \frac{1}{8}
期待値 = 0+3008+6008+3008=12008=1500 + \frac{300}{8} + \frac{600}{8} + \frac{300}{8} = \frac{1200}{8} = 150

3. 最終的な答え

150円

「確率論・統計学」の関連問題

Aはグー、チョキ、パー、パーの4枚のカードを持ち、Bはグー、チョキの2枚のカードを持っているとき、AとBのどちらが勝ちやすいか、確率を用いて説明する問題です。

確率確率分布期待値ゲーム
2025/5/7

Aの手元には「グー」のカードが3枚あり、Bの手元には「チョキ」のカードが3枚ある。1回目にどちらかのカードを1枚出すとき、Aが勝つ確率はいくらか。

確率場合の数じゃんけん
2025/5/7

12本のくじの中に3本の当たりくじがある。引いたくじは元に戻して1本ずつ3回引くとき、1回だけ当たる確率を求めよ。

確率反復試行くじ
2025/5/7

ある学年の生徒100人のうち、男子生徒が45人、女子生徒が55人である。運動部に所属している男子生徒は25人、女子生徒は30人である。この学年の生徒の中から1人を選ぶとき、以下の確率を求めよ。 (1)...

確率条件付き確率場合の数
2025/5/7

ある学年の生徒100人のうち、男子生徒が45人、女子生徒が55人いる。運動部に所属している男子生徒は25人、女子生徒は30人である。この学年の生徒から1人を選ぶとき、以下の確率を求めよ。 (1) 選ん...

確率条件付き確率確率の計算
2025/5/7

この問題は、順列組み合わせ、経路問題、確率の問題です。具体的には、7人の並び方、最短経路の数、カードを引く確率を求める問題です。

順列組み合わせ確率最短経路場合の数組合せ
2025/5/7

5つの店における商品Pと商品Qの1日の販売数が与えられている。商品Pの販売数を変量$x$、商品Qの販売数を変量$y$とする。以下の問いに答える。 (1) $x$の分散と標準偏差を求める。 (2) $x...

分散標準偏差共分散相関係数統計
2025/5/7

(1) 与えられた降水日数データの中央値、第1四分位数、第3四分位数を求める。 (2) 与えられた箱ひげ図を見て、降水日数が10日以上あった月が最も多いと考えられる年を選ぶ。

統計データ分析中央値四分位数箱ひげ図
2025/5/7

(1) すべて異なる目が出る。 (2) 目の積が奇数になる。 (3) 目の積が偶数になる。 (4) 目の積が20になる。

確率場合の数順列組み合わせサイコロ整数選ぶ部屋分け
2025/5/7

大小3個のサイコロを投げるとき、以下の各場合に何通りの出方があるか求めます。 (1) すべて異なる目が出る。 (2) 目の積が奇数になる。 (3) 目の積が偶数になる。 (4) 目の積が20になる。

場合の数確率サイコロ
2025/5/7