1. 問題の内容
この問題は、順列組み合わせ、経路問題、確率の問題です。具体的には、7人の並び方、最短経路の数、カードを引く確率を求める問題です。
2. 解き方の手順
(1) 生徒4人が隣り合う並び方
生徒4人をひとまとめにして考えると、全体で4つのものを並べることになる(生徒の塊1つと先生3人)。
これらを並べる方法は 通り。
生徒4人の中での並び方は 通り。
したがって、生徒4人が隣り合う並び方は、 通り。
(2) 先生どうしが隣り合わない並び方
まず生徒4人を並べる。これは 通り。
生徒の間と両端の5箇所に先生3人を並べる。これは 通り。
したがって、先生どうしが隣り合わない並び方は、 通り。
(3) 生徒2人と先生2人を選ぶ方法
生徒4人から2人を選ぶ方法は 通り。
先生3人から2人を選ぶ方法は 通り。
したがって、生徒2人と先生2人を選ぶ方法は、 通り。
(4) 少なくとも1人は先生である選び方
3人を選ぶすべての選び方は 通り。
3人とも生徒である選び方は 通り。
したがって、少なくとも1人は先生である選び方は、 通り。
(5) A地点からB地点への最短経路
右に5回、上に3回移動する必要がある。
これは、8回の移動のうち、上に3回移動する場所を選ぶ方法と同じなので、 通り。
(6) P地点を通るA地点からB地点への最短経路
A地点からP地点への最短経路は、右に2回、上に1回移動する。これは 通り。
P地点からB地点への最短経路は、右に3回、上に2回移動する。これは 通り。
したがって、P地点を通るA地点からB地点への最短経路は、 通り。
(7) 1枚だけ奇数である確率
1から5までの数字が書かれたカードがそれぞれ3枚ずつ、合計15枚ある。
奇数は1, 3, 5なので、奇数のカードは9枚。偶数は2, 4なので、偶数のカードは6枚。
2枚のカードの選び方は 通り。
1枚だけ奇数である選び方は、奇数1枚と偶数1枚を選ぶことなので、 通り。
したがって、1枚だけ奇数である確率は、。
(8) 少なくとも1枚が奇数である確率
少なくとも1枚が奇数である確率は、1から2枚とも偶数である確率を引けば良い。
2枚とも偶数である選び方は 通り。
したがって、2枚とも偶数である確率は 。
少なくとも1枚が奇数である確率は、 。
3. 最終的な答え
(1) 576
(2) 1440
(3) 18
(4) 31
(5) 56
(6) 30
(7) 18/35
(8) 6/7