直方体 OADB-CEGF において、辺 DG の G を越える延長上に DG = GH となる点 H を取る。直線 OH と平面 ABC の交点を P とするとき、ベクトル $\vec{OA} = \vec{a}$、$\vec{OB} = \vec{b}$、$\vec{OC} = \vec{c}$ を用いて $\vec{OP}$ を表す。
2025/5/7
1. 問題の内容
直方体 OADB-CEGF において、辺 DG の G を越える延長上に DG = GH となる点 H を取る。直線 OH と平面 ABC の交点を P とするとき、ベクトル 、、 を用いて を表す。
2. 解き方の手順
まず、 を , , を用いて表します。
です。
です。
です。
DG = GH であるから、 です。
です。
次に、点 P が直線 OH 上にあるので、ある実数 を用いて、
と表せます。
点 P が平面 ABC 上にあるので、ある実数 を用いて、
、ただし と表せます。
したがって、 です。
は一次独立なので、, , が成り立ちます。
に代入すると、 より、、よって となります。