平面上に異なる2点O, Aがあり, $OA = 6$である。動点Pは$|3\overrightarrow{OP} - 2\overrightarrow{OA}| = 6$を満たしている。このとき、Pが描く図形が円であることを示し、その半径を求めよ。

幾何学ベクトル図形
2025/5/7

1. 問題の内容

平面上に異なる2点O, Aがあり, OA=6OA = 6である。動点Pは3OP2OA=6|3\overrightarrow{OP} - 2\overrightarrow{OA}| = 6を満たしている。このとき、Pが描く図形が円であることを示し、その半径を求めよ。

2. 解き方の手順

まず、与えられた式を変形してPの位置ベクトルに関する情報を引き出す。
3OP2OA=6|3\overrightarrow{OP} - 2\overrightarrow{OA}| = 6 の両辺を3で割ると
OP23OA=2|\overrightarrow{OP} - \frac{2}{3}\overrightarrow{OA}| = 2
ここで、23OA=OB \frac{2}{3}\overrightarrow{OA} = \overrightarrow{OB} となる点Bをとると、OB=23OA=23×6=4OB = \frac{2}{3}OA = \frac{2}{3} \times 6 = 4
すると、
OPOB=2|\overrightarrow{OP} - \overrightarrow{OB}| = 2
BP=2|\overrightarrow{BP}| = 2
これは、点Pと点Bの距離が常に2であることを意味する。したがって、点Pは点Bを中心とする半径2の円を描く。

3. 最終的な答え

Pが描く図形は円であり、その半径は2である。

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