四角形ABCDは円に内接するので、トレミーの定理が使える。
トレミーの定理より、
AB⋅CD+BC⋅DA=AC⋅BD しかし、対角線ACの長さが不明であるため、代わりに余弦定理を利用する。
三角形ABDにおいて、余弦定理より
BD2=AB2+AD2−2⋅AB⋅AD⋅cosA x2=(2)2+22−2⋅2⋅2⋅cosA x2=2+4−42cosA x2=6−42cosA (1) 三角形BCDにおいて、余弦定理より
BD2=BC2+CD2−2⋅BC⋅CD⋅cosC x2=42+(32)2−2⋅4⋅32⋅cosC x2=16+18−242cosC x2=34−242cosC (2) 四角形ABCDは円に内接するので、A+C=180∘。よって、cosC=cos(180∘−A)=−cosA (2)に代入して
x2=34+242cosA (3) (1)と(3)より
6−42cosA=34+242cosA −28=282cosA cosA=−21 したがって、A=135∘。 (1)にcosA=−21を代入して x2=6−42⋅(−21) x2=6+4=10 よって、BDの長さは10である。 次に、四角形ABCDの面積を求める。
四角形ABCDの面積は、三角形ABDの面積と三角形BCDの面積の和である。
SABCD=SABD+SBCD SABD=21⋅AB⋅AD⋅sinA=21⋅2⋅2⋅sin135∘=21⋅2⋅2⋅21=1 SBCD=21⋅BC⋅CD⋅sinC=21⋅4⋅32⋅sin45∘=21⋅4⋅32⋅21=6 SABCD=1+6=7