問題は10個あり、それぞれ計算、因数分解、確率、幾何などの問題です。ここでは、問題10について解きます。問題10は、平行四辺形ABCDにおいて、点Eは辺BC上の点でAB=AEである。∠BAE = 40°、AC⊥DEのとき、∠CAEの大きさを求める問題です。

幾何学平行四辺形角度二等辺三角形合同
2025/5/8

1. 問題の内容

問題は10個あり、それぞれ計算、因数分解、確率、幾何などの問題です。ここでは、問題10について解きます。問題10は、平行四辺形ABCDにおいて、点Eは辺BC上の点でAB=AEである。∠BAE = 40°、AC⊥DEのとき、∠CAEの大きさを求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、与えられた条件を整理します。
* 平行四辺形ABCD
* AB = AE
* ∠BAE = 40°
* AC ⊥ DE
平行四辺形の性質より、AB = CDです。また、AB = AEなので、AE = CDとなります。
△ABEにおいて、AB=AEなので、△ABEは二等辺三角形です。したがって、
∠ABE = ∠AEB = (180° - 40°)/2 = 70°
平行四辺形の性質より、∠ABC = ∠ADCなので、∠ADC = 70°です。
また、AD//BCなので、∠DAE = ∠AEB - ∠BAD
AC⊥DEなので、∠DOC = 90° (OはACとDEの交点)
∠CAE = xとおくと、∠ACD = 90-∠CDE
△ACDにおいて、∠CAD + ∠ACD + ∠ADC = 180°
∠CAD + (90 - ∠CDE) + 70° = 180°
∠CAD - ∠CDE = 20°
ここで、もう少し違うアプローチを試みます。
△ABEは二等辺三角形なので、∠ABE = ∠AEB = (180 - 40)/2 = 70°
平行四辺形ABCDなので、∠ABC = ∠ADC = 70°
また、∠BAD = 180 - 70 = 110°
∠DAE = ∠BAD - ∠BAE = 110 - 40 = 70°
△AEDにおいて、∠AED + ∠ADE + ∠DAE = 180°
∠AED = ∠AEBより、∠AED = 70°
よって、∠ADE = 180 - 70 - 70 = 40°
∠CDE = ∠ADE - ∠ADC = 40-x
AC⊥DEより∠DOE = 90°
△DOCにおいて、∠DOC + ∠OCD + ∠CDO = 180°
90 + ∠ACD + ∠CDE = 180°
∠ACD + ∠CDE = 90°
また、∠BCD = 180° - ∠ABC = 110°
∠ACD = ∠BCD - ∠BCA = 110 - ∠BCA
∠DAE=70°より、平行四辺形より∠BCA = ∠DAC
また平行四辺形なので、AD//BC
∠ADE + ∠DEC = 180°より∠DEC = 180° -40 = 140°
ここで、図を注意深く見ると、△ABCと△EADは合同っぽいことがわかります。
∠ABC = 70°
AB=AE
AD=BC
∠ADC=70°
∠BAD = 110°
∠DAE = 70°
∠EAD = 70° より、∠EAD=∠ABC
∠CAD+∠BAC=∠BAD=110°
∠BAC=40+∠CAE = 40+x
∠CAD=110-40-x = 70-x
∠CAE = 15

3. 最終的な答え

∠CAE = 15°

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