(1)
原点Oから直線ABに下ろした垂線の足が点Pとなることが予想される。
したがって、直線ABと直線OPは垂直であると予想する。
(2)
直線AB上の点をパラメータ表示する。
p=(1−t)a+tb=(1−t)(4,0,5)+t(0,2,1)=(4−4t,2t,5−4t) OP=p=(4−4t,2t,5−4t) AB=b−a=(0,2,1)−(4,0,5)=(−4,2,−4) OP⊥AB より、内積 OP⋅AB=0 である。 (4−4t,2t,5−4t)⋅(−4,2,−4)=0 −16+16t+4t−20+16t=0 36t−36=0 しかし、この結果は点Pが点Bと一致することを意味し、必ずしも直線ABとOPが垂直にならないので、tの値が間違っている可能性がある。
計算を確認する:
AB=b−a=(0−4,2−0,1−5)=(−4,2,−4) OP=(4−4t,2t,5−4t) OP⋅AB=(4−4t)(−4)+(2t)(2)+(5−4t)(−4)=0 −16+16t+4t−20+16t=0 36t−36=0 問題文の点A, Bの座標が正しいか確認する。もし座標が間違っている場合、解は変わる可能性がある。問題文の座標が正しいと仮定して続行する。
計算ミスが見つかりました。
t=1は点Bの座標に対応します。点Pは、原点からの距離が最小となる点であるため、点Bと一致するとは限りません。 内積計算で、もう一度注意深く計算し直します。
(4−4t,2t,5−4t)⋅(−4,2,−4)=0 (4−4t)(−4)+(2t)(2)+(5−4t)(−4)=0 −16+16t+4t−20+16t=0 座標は正しいとします。
原点Oから直線ABへの垂線の足がPである。したがって、OP⊥AB OP=(4−4t,2t,5−4t) AB=(−4,2,−4) OP⋅AB=(4−4t)(−4)+(2t)(2)+(5−4t)(−4)=−16+16t+4t−20+16t=36t−36=0 点Pの座標は (4−4(1),2(1),5−4(1))=(0,2,1) となり、点Bと一致する。 直線AB上の点をパラメータ表示する別の方法を試します。
AP=kAB OP=OA+AP=OA+kAB OP=(4,0,5)+k(−4,2,−4)=(4−4k,2k,5−4k) OP⊥AB (4−4k,2k,5−4k)⋅(−4,2,−4)=−16+16k+4k−20+16k=36k−36=0 点Pの座標は (4−4(1),2(1),5−4(1))=(0,2,1) 点Pの座標が点Bと一致する場合、これは、原点から直線ABへの垂線の足が点Bであることを意味する。
直線ABと直線OPが垂直であるという関係が成り立つことを確認する。
OB=(0,2,1) AB=(−4,2,−4) OB⋅AB=(0)(−4)+(2)(2)+(1)(−4)=0+4−4=0