3辺の長さが $x$, $x+7$, $3x-8$ である三角形が存在するための $x$ の値の範囲を求める問題です。

幾何学三角形辺の長さ不等式三角形の成立条件
2025/5/8

1. 問題の内容

3辺の長さが xx, x+7x+7, 3x83x-8 である三角形が存在するための xx の値の範囲を求める問題です。

2. 解き方の手順

三角形の成立条件は、「任意の2辺の和が、残りの1辺より大きい」ことです。したがって、以下の3つの不等式が成立する必要があります。
(1) x+(x+7)>3x8x + (x+7) > 3x-8
(2) x+(3x8)>x+7x + (3x-8) > x+7
(3) (x+7)+(3x8)>x(x+7) + (3x-8) > x
また、三角形の辺の長さは正でなければならないので、x>0x>0, x+7>0x+7>0, 3x8>03x-8>0 も満たす必要があります。
まず、x>0x>0, x+7>0x+7>0, 3x8>03x-8>0 について考えると、x>0x>0, x>7x>-7, x>83x>\frac{8}{3} となります。したがって、x>83x>\frac{8}{3} が必要です。
次に、(1) x+(x+7)>3x8x + (x+7) > 3x-8 を解きます。
2x+7>3x82x+7 > 3x-8
15>x15 > x
x<15x < 15
(2) x+(3x8)>x+7x + (3x-8) > x+7 を解きます。
4x8>x+74x-8 > x+7
3x>153x > 15
x>5x > 5
(3) (x+7)+(3x8)>x(x+7) + (3x-8) > x を解きます。
4x1>x4x-1 > x
3x>13x > 1
x>13x > \frac{1}{3}
以上の結果から、x>83x>\frac{8}{3}, x<15x<15, x>5x>5, x>13x>\frac{1}{3} をすべて満たす必要があります。
832.66\frac{8}{3} \approx 2.66 であるため、x>5x>5 かつ x<15x<15 が必要です。
したがって、5<x<155 < x < 15 が答えとなります。

3. 最終的な答え

5<x<155 < x < 15

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