座標を設定してベクトルで考えます。
Oを原点とし、OA=a、OB=b、OC=cとします。 点A, B, C, M, D, G の位置ベクトルはそれぞれ以下のようになります。
* M: 21c * D: a+b * G: 31(a+b+c) (三角形ABCの重心) OG=(1−k)OD+kOM と表せる必要があります。
OG=(1−k)(a+b)+k(21c)=(1−k)a+(1−k)b+2kc 重心Gの位置ベクトル OG は 31(a+b+c) であるので、 31a+31b+31c=(1−k)a+(1−k)b+2kc a,b,c は一次独立なので、各ベクトルの係数を比較すると、 1−k=31 2k=31 これらを解くと、k=32 となります。 したがって、OG=31OD+32OMとなります。これは、点Gが線分DM上にあって、DMを2:1に内分することを示しています。