正四面体の体積を求めるには、まず底面積と高さを求める必要があります。
- 底面は正三角形なので、面積は (3/4)a2 で求められます。ここで、a は一辺の長さです。 - 高さを求めるには、正四面体の一つの頂点から底面に下ろした垂線の足を考えます。この垂線の足は底面の正三角形の重心に一致します。正三角形の重心は、中線を 2:1 に内分する点です。 - 一つの頂点、重心、正三角形の一つの頂点を結ぶ直角三角形を考え、三平方の定理を利用して高さを求めます。
一辺の長さがa=1の正四面体を考えます。 底面積は、
43⋅12=43 正三角形の重心から頂点までの距離は、正三角形の高さ 23 の 32 倍なので、 32⋅23=33 正四面体の高さをhとすると、三平方の定理より、 h2+(33)2=12 h2+93=1 h2=1−31=32 h=32=36 V=31⋅底面積⋅高さ V=31⋅43⋅36=3618=3632=122