直線 $l: y = 2x - 3$ と点 $A(0, 2)$ が与えられている。直線 $l$ に関して点 $A$ と対称な点 $P$ の座標を求める。

幾何学座標平面対称点直線傾き垂直連立方程式
2025/5/7

1. 問題の内容

直線 l:y=2x3l: y = 2x - 3 と点 A(0,2)A(0, 2) が与えられている。直線 ll に関して点 AA と対称な点 PP の座標を求める。

2. 解き方の手順

(1) 点 PP の座標を (x,y)(x, y) とおく。
(2) 線分 APAP の中点 MM は直線 ll 上にある。
MM の座標は (x+02,y+22)=(x2,y+22)\left(\frac{x+0}{2}, \frac{y+2}{2}\right) = \left(\frac{x}{2}, \frac{y+2}{2}\right)
MM が直線 ll 上にあるので、y=2x3y = 2x - 3 に代入すると、
y+22=2(x2)3\frac{y+2}{2} = 2\left(\frac{x}{2}\right) - 3
y+2=2x6y + 2 = 2x - 6
y=2x8y = 2x - 8 ...(1)
(3) 直線 APAP は直線 ll と垂直である。
直線 ll の傾きは 22 なので、直線 APAP の傾きは 12-\frac{1}{2} となる。
直線 APAP の傾きは y2x0=y2x\frac{y-2}{x-0} = \frac{y-2}{x} である。
よって、y2x=12\frac{y-2}{x} = -\frac{1}{2}
2(y2)=x2(y - 2) = -x
2y4=x2y - 4 = -x
x=2y+4x = -2y + 4 ...(2)
(4) (1) と (2) を連立させて x,yx, y を求める。
(2)を(1)に代入する。
y=2(2y+4)8y = 2(-2y + 4) - 8
y=4y+88y = -4y + 8 - 8
5y=05y = 0
y=0y = 0
x=2(0)+4=4x = -2(0) + 4 = 4
したがって、点 PP の座標は (4,0)(4, 0) である。

3. 最終的な答え

点Pの座標は (4,0)(4, 0)

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