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1. 問題の内容
(3) 円Oは直角三角形ABCの内接円であり、点P、Q、Rは接点である。AR = 2、BR = 6のとき、以下の問いに答える。
* ① 円Oの半径を求めよ。
* ② BCの長さを求めよ。
(4) 図において、PTが円の接線であるとき、の値を求めよ。
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2. 解き方の手順
(3)
① 円Oの半径を求める。
三角形ABCは直角三角形なので、である。
円Oは三角形ABCの内接円であるため、ARとAQ、BRとBP、CPとCQの長さはそれぞれ等しい。
したがって、AR = AQ = 2、BR = BP = 6となる。
円の半径をとすると、四角形ARORは正方形になるので、AR = r = 2。
したがって、円Oの半径は2である。
② BCの長さを求める。
であり、なので、PCを求める必要がある。
より、。
なので、となる。
である。
三角形ABCは直角三角形なので、ピタゴラスの定理より、
が成り立つ。
つまり、
したがって、となる。
(4)
円の接線に関する性質より、が成り立つ。
したがって、
より、
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3. 最終的な答え
(3)
* ① 円Oの半径: 2
* ② BCの長さ: 10
(4)
* xの値: 6