M48並目ねじとM48×1.5細目ねじの効率を比較する問題です。ねじ面の摩擦係数$\mu_1 = 0.1$、ねじ山の角度$\theta = 60^\circ$、並目ねじのピッチ$P = 5 \text{ mm}$、細目ねじのピッチ$P = 1.5 \text{ mm}$を用います。それぞれのねじの効率$\eta$を求め、比較検討します。三角ねじの効率は式(2.14) $\eta = \frac{\tan \alpha}{\tan(\alpha + \rho_1')}$ を使用します。
2025/5/8
はい、承知いたしました。与えられた情報を基に、M48とM48×1.5のねじの効率を比較する問題を解きます。
1. 問題の内容
M48並目ねじとM48×1.5細目ねじの効率を比較する問題です。ねじ面の摩擦係数、ねじ山の角度、並目ねじのピッチ、細目ねじのピッチを用います。それぞれのねじの効率を求め、比較検討します。三角ねじの効率は式(2.14) を使用します。
2. 解き方の手順
(1) M48並目ねじの効率を計算する
a. 並目ねじの有効径 を計算します。
b. リード角 を計算します。リードは1条ねじなのでです。
c. 見かけの摩擦角 を計算します。
d. 効率 を計算します。
(2) M48×1.5細目ねじの効率を計算する
a. 細目ねじの有効径 を計算します。
b. リード角 を計算します。
c. 見かけの摩擦角 は並目ねじと同じなので
d. 効率 を計算します。
3. 最終的な答え
M48並目ねじの効率は約23.46%
M48×1.5細目ねじの効率は約8.06%