与えられた2つの数、1000と360について、それぞれの正の約数の個数を求める。

算数約数素因数分解整数の性質
2025/5/8

1. 問題の内容

与えられた2つの数、1000と360について、それぞれの正の約数の個数を求める。

2. 解き方の手順

正の約数の個数を求めるには、まず与えられた数を素因数分解する。素因数分解の結果から、約数の個数を計算する公式を用いる。
(1) 1000の場合:
1000を素因数分解する。
1000=103=(2×5)3=23×531000 = 10^3 = (2 \times 5)^3 = 2^3 \times 5^3
約数の個数を求める公式は、素因数分解の結果がp1e1×p2e2×...×pnenp_1^{e_1} \times p_2^{e_2} \times ... \times p_n^{e_n}であるとき、約数の個数は(e1+1)(e2+1)...(en+1)(e_1+1)(e_2+1)...(e_n+1)で与えられる。
したがって、1000の約数の個数は (3+1)(3+1)=4×4=16(3+1)(3+1) = 4 \times 4 = 16
(2) 360の場合:
360を素因数分解する。
360=36×10=22×32×2×5=23×32×51360 = 36 \times 10 = 2^2 \times 3^2 \times 2 \times 5 = 2^3 \times 3^2 \times 5^1
したがって、360の約数の個数は (3+1)(2+1)(1+1)=4×3×2=24(3+1)(2+1)(1+1) = 4 \times 3 \times 2 = 24

3. 最終的な答え

(1) 1000の正の約数の個数:16個
(2) 360の正の約数の個数:24個

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