問題は、与えられた状況における平均の加速度を計算することです。 各状況では、初期時刻 $t_1$ と最終時刻 $t_2$ における速度が与えられています。 図に示された「正の向き」の矢印に従って、加速度の向きを正または負の符号で表す必要があります。

応用数学物理運動加速度力学
2025/5/9
以下に問題の解答を示します。

1. 問題の内容

問題は、与えられた状況における平均の加速度を計算することです。 各状況では、初期時刻 t1t_1 と最終時刻 t2t_2 における速度が与えられています。 図に示された「正の向き」の矢印に従って、加速度の向きを正または負の符号で表す必要があります。

2. 解き方の手順

平均加速度は、速度の変化量を時間間隔で割ることで求められます。
aavg=v2v1t2t1a_{avg} = \frac{v_2 - v_1}{t_2 - t_1}
ここで、aavga_{avg} は平均加速度、v1v_1 は時刻 t1t_1 における速度、v2v_2 は時刻 t2t_2 における速度です。
(1)
v1=1.5 m/sv_1 = 1.5 \ m/s, t1=1.0 st_1 = 1.0 \ s
v2=6.0 m/sv_2 = 6.0 \ m/s, t2=4.0 st_2 = 4.0 \ s
正の向きは右向きです。
aavg=6.01.54.01.0=4.53.0=1.5 m/s2a_{avg} = \frac{6.0 - 1.5}{4.0 - 1.0} = \frac{4.5}{3.0} = 1.5 \ m/s^2
(2)
v1=3.6 m/sv_1 = -3.6 \ m/s, t1=0.50 st_1 = 0.50 \ s
v2=0 m/sv_2 = 0 \ m/s, t2=0.20 st_2 = 0.20 \ s
正の向きは左向きです。
aavg=0(3.6)0.200.50=3.60.30=12 m/s2a_{avg} = \frac{0 - (-3.6)}{0.20 - 0.50} = \frac{3.6}{-0.30} = -12 \ m/s^2
(3)
v1=5.0 m/sv_1 = 5.0 \ m/s, t1=2.2 st_1 = 2.2 \ s
v2=5.0 m/sv_2 = -5.0 \ m/s, t2=6.2 st_2 = 6.2 \ s
正の向きは右向きです。
aavg=5.05.06.22.2=10.04.0=2.5 m/s2a_{avg} = \frac{-5.0 - 5.0}{6.2 - 2.2} = \frac{-10.0}{4.0} = -2.5 \ m/s^2
(4)
v1=1.7 m/sv_1 = 1.7 \ m/s, t1=2.6 st_1 = 2.6 \ s
v2=6.8 m/sv_2 = -6.8 \ m/s, t2=5.1 st_2 = 5.1 \ s
正の向きは斜面下向きです。
aavg=6.81.75.12.6=8.52.5=3.4 m/s2a_{avg} = \frac{-6.8 - 1.7}{5.1 - 2.6} = \frac{-8.5}{2.5} = -3.4 \ m/s^2

3. 最終的な答え

(1) 1.5 m/s21.5 \ m/s^2
(2) 12 m/s2-12 \ m/s^2
(3) 2.5 m/s2-2.5 \ m/s^2
(4) 3.4 m/s2-3.4 \ m/s^2

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