5つの店AからEにおける商品PとQの1日の販売数が与えられています。商品Pの販売数を変数 $x$ 、商品Qの販売数を変数 $y$ とします。このとき、$x$ の分散と標準偏差を求める必要があります。

確率論・統計学分散標準偏差統計
2025/5/10

1. 問題の内容

5つの店AからEにおける商品PとQの1日の販売数が与えられています。商品Pの販売数を変数 xx 、商品Qの販売数を変数 yy とします。このとき、xx の分散と標準偏差を求める必要があります。

2. 解き方の手順

まず、変数 xx (商品Pの販売数)の平均 xˉ\bar{x} を計算します。
xˉ=5+4+8+2+65=255=5\bar{x} = \frac{5+4+8+2+6}{5} = \frac{25}{5} = 5
次に、表を完成させます。
| 店 | x | y | x-xˉ\bar{x} | y-yˉ\bar{y} | (x-xˉ\bar{x})^2 | (y-yˉ\bar{y})^2 | (x-xˉ\bar{x})(y-yˉ\bar{y}) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| A | 5 | 3 | 0 | -1 | 0 | 1 | 0 |
| B | 4 | 3 | -1 | -1 | 1 | 1 | 1 |
| C | 8 | 5 | 3 | 1 | 9 | 1 | 3 |
| D | 2 | 2 | -3 | -2 | 9 | 4 | 6 |
| E | 6 | 7 | 1 | 3 | 1 | 9 | 3 |
| 計 | 25 | 20 | | | 20 | 16 | 13 |
ここで、yˉ=3+3+5+2+75=205=4\bar{y} = \frac{3+3+5+2+7}{5} = \frac{20}{5} = 4
分散は、(xxˉ)2(x - \bar{x})^2 の平均です。
xx の分散 = 0+1+9+9+15=205=4\frac{0+1+9+9+1}{5} = \frac{20}{5} = 4
標準偏差は、分散の平方根です。
xx の標準偏差 = 4=2\sqrt{4} = 2

3. 最終的な答え

xx の分散は 4 。
xx の標準偏差は 2 個である。

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