$x > 0$ のとき、$x + \frac{16}{x+2}$ の最小値を求める問題です。代数学相加相乗平均不等式最小値数式変形2025/5/101. 問題の内容x>0x > 0x>0 のとき、x+16x+2x + \frac{16}{x+2}x+x+216 の最小値を求める問題です。2. 解き方の手順与えられた式を変形して、相加相乗平均の不等式を利用できる形にします。まず、x+2x+2x+2 を作るために、式を以下のように変形します。x+16x+2=(x+2)+16x+2−2x + \frac{16}{x+2} = (x+2) + \frac{16}{x+2} - 2x+x+216=(x+2)+x+216−2x>0x > 0x>0 より x+2>2>0x+2 > 2 > 0x+2>2>0 であるから、x+2x+2x+2 と 16x+2\frac{16}{x+2}x+216 は正の数です。よって、相加相乗平均の不等式が適用できます。相加相乗平均の不等式より、(x+2)+16x+22≥(x+2)⋅16x+2=16=4\frac{(x+2) + \frac{16}{x+2}}{2} \geq \sqrt{(x+2) \cdot \frac{16}{x+2}} = \sqrt{16} = 42(x+2)+x+216≥(x+2)⋅x+216=16=4したがって、(x+2)+16x+2≥8(x+2) + \frac{16}{x+2} \geq 8(x+2)+x+216≥8よって、x+16x+2=(x+2)+16x+2−2≥8−2=6x + \frac{16}{x+2} = (x+2) + \frac{16}{x+2} - 2 \geq 8 - 2 = 6x+x+216=(x+2)+x+216−2≥8−2=6等号成立は、(x+2)=16x+2(x+2) = \frac{16}{x+2}(x+2)=x+216 のとき、つまり (x+2)2=16(x+2)^2 = 16(x+2)2=16 のときです。x+2=±4x+2 = \pm 4x+2=±4 となりますが、x>0x > 0x>0 より、x+2=4x+2 = 4x+2=4 となり、x=2x = 2x=2 となります。3. 最終的な答え最小値は 666 です。