以下の確率を求めます。 (1) 当たりくじ4本を含む15本のくじを1本引くとき、はずれである確率 (2) 3枚の硬貨を同時に投げるとき、すべて裏が出る確率 (3) 2個のさいころを同時に投げるとき、2個とも奇数の目が出る確率

確率論・統計学確率条件付き確率独立事象排反事象血液型場合の数
2025/3/20
はい、承知いたしました。与えられた画像にある数学の問題を解いていきます。
**問題1**

1. 問題の内容

以下の確率を求めます。
(1) 当たりくじ4本を含む15本のくじを1本引くとき、はずれである確率
(2) 3枚の硬貨を同時に投げるとき、すべて裏が出る確率
(3) 2個のさいころを同時に投げるとき、2個とも奇数の目が出る確率

2. 解き方の手順

(1) はずれくじは15 - 4 = 11本なので、はずれを引く確率は 1115\frac{11}{15} です。
(2) 1枚の硬貨で裏が出る確率は12\frac{1}{2}です。3枚の硬貨がすべて裏になる確率は、それぞれの確率の積なので (12)3=18(\frac{1}{2})^3 = \frac{1}{8} です。
(3) 1個のさいころで奇数の目が出る確率は36=12\frac{3}{6} = \frac{1}{2}です。2個とも奇数の目が出る確率は、それぞれの確率の積なので(12)2=14(\frac{1}{2})^2 = \frac{1}{4}です。

3. 最終的な答え

(1) 1115\frac{11}{15}
(2) 18\frac{1}{8}
(3) 14\frac{1}{4}
**問題2**

1. 問題の内容

1から60までの60枚の番号札から1枚引くとき、以下の確率を求めます。
(1) 3の倍数かつ4の倍数である確率
(2) 3の倍数または4の倍数である確率
(3) 3の倍数でも4の倍数でもない数である確率

2. 解き方の手順

(1) 3の倍数かつ4の倍数は、12の倍数です。1から60までの12の倍数は、12, 24, 36, 48, 60の5個です。したがって、確率は560=112\frac{5}{60} = \frac{1}{12}です。
(2) 3の倍数は60 ÷ 3 = 20個、4の倍数は60 ÷ 4 = 15個あります。3の倍数かつ4の倍数は12の倍数で5個です。
3の倍数または4の倍数の数は、3の倍数の数 + 4の倍数の数 - 3の倍数かつ4の倍数の数 = 20 + 15 - 5 = 30個です。
したがって、確率は3060=12\frac{30}{60} = \frac{1}{2}です。
(3) 全体から3の倍数または4の倍数の数を引けば良いので、60 - 30 = 30個です。したがって、確率は3060=12\frac{30}{60} = \frac{1}{2}です。

3. 最終的な答え

(1) 112\frac{1}{12}
(2) 12\frac{1}{2}
(3) 12\frac{1}{2}
**問題3**

1. 問題の内容

血液型がA型、B型である100人を調べると、男子60人,女子40人で、A型は男子35人、女子20人であった。
次の確率を求めよ。
(1) 選ばれた1人がB型の男子である確率
(2) 選ばれた1人が男子のとき、その人がB型である確率
(3) 選ばれた1人がB型のとき、その人が男子である確率

2. 解き方の手順

まず、情報を整理します。
* 全体: 100人
* 男子: 60人
* 女子: 40人
* A型の男子: 35人
* A型の女子: 20人
これから、B型の人数を計算します。
* A型の人数の合計: 35 + 20 = 55人
* B型の人数の合計: 100 - 55 = 45人
* B型の男子の人数: 60 - 35 = 25人
* B型の女子の人数: 40 - 20 = 20人
(1) B型の男子である確率は、B型の男子の人数 ÷ 全体 = 25100=14\frac{25}{100} = \frac{1}{4}です。
(2) 男子であるという条件のもとで、B型である確率は、B型の男子の人数 ÷ 男子の人数 = 2560=512\frac{25}{60} = \frac{5}{12}です。
(3) B型であるという条件のもとで、男子である確率は、B型の男子の人数 ÷ B型の人数 = 2545=59\frac{25}{45} = \frac{5}{9}です。

3. 最終的な答え

(1) 14\frac{1}{4}
(2) 512\frac{5}{12}
(3) 59\frac{5}{9}

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