1. 問題の内容
のとき、関数 の最小値を求める問題です。
2. 解き方の手順
まず、 という形を作るために、関数を変形します。
ここで、 なので、 です。相加相乗平均の不等式を利用することを考えます。
とおくと、 であり、 です。
相加相乗平均の不等式は、 および に対して、 が成り立つというものです。等号成立は のときです。
に対して相加相乗平均の不等式を適用すると、
よって、
したがって、
等号が成立するのは、 のときです。
より、 ( より)。
より、 なので、この は条件を満たします。
したがって、最小値は です。