次のア~オのうち、$y$ が $x$ の関数であるものを全て選び、記号で答える。 ア. 100cmのリボンから $x$ cmを切り取った残りの長さ $y$ cm イ. 体重が $x$ kgの人の身長 $y$ cm ウ. 分速 $x$ mの速さで2000m歩くときにかかる時間 $y$ 分 エ. 1000円札を1枚出して、1個120円のりんごを $x$ 個買ったときのおつり $y$ 円 オ. 底辺の長さが $x$ cmである三角形の面積 $y$ cm$^2$
2025/5/11
1. 問題の内容
次のア~オのうち、 が の関数であるものを全て選び、記号で答える。
ア. 100cmのリボンから cmを切り取った残りの長さ cm
イ. 体重が kgの人の身長 cm
ウ. 分速 mの速さで2000m歩くときにかかる時間 分
エ. 1000円札を1枚出して、1個120円のりんごを 個買ったときのおつり 円
オ. 底辺の長さが cmである三角形の面積 cm
2. 解き方の手順
関数とは、 の値を決めると、 の値がただ1つに決まる関係のことです。
ア. であり、 の値が決まれば の値も1つに決まるため、関数である。
イ. 体重が kgの人でも、身長は人によって異なるため、 の値が決まっても の値は1つに決まらない。したがって、関数ではない。
ウ. 2000mを分速 mで歩くときにかかる時間は と表せる。 の値が決まれば の値も1つに決まるため、関数である。
エ. 1個120円のりんごを 個買うと、代金は 円となる。1000円札を出したときのおつりは 円となる。 の値が決まれば の値も1つに決まるため、関数である。
オ. 底辺の長さが cmである三角形の面積を求めるには、高さの情報が必要である。高さが特定されていないため、 の値が決まっても の値は1つに決まらない。例えば、底辺が cmで高さが1cmの三角形と底辺が cmで高さが2cmの三角形では面積が異なる。したがって、関数ではない。
3. 最終的な答え
ア、ウ、エ