2点 $A(-1, 2)$、$B(2, 11)$ を通る直線(1次関数)の変化の割合と、$x$ の値が 1 から 4 まで増加するときの関数 $y = mx^2$ の変化の割合が等しいとき、$m$ の値を求める問題です。

代数学1次関数2次関数変化の割合傾き方程式
2025/5/11

1. 問題の内容

2点 A(1,2)A(-1, 2)B(2,11)B(2, 11) を通る直線(1次関数)の変化の割合と、xx の値が 1 から 4 まで増加するときの関数 y=mx2y = mx^2 の変化の割合が等しいとき、mm の値を求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、2点 A(1,2)A(-1, 2)B(2,11)B(2, 11) を通る直線の変化の割合(傾き)を求めます。
変化の割合は、
\frac{y_2 - y_1}{x_2 - x_1} = \frac{11 - 2}{2 - (-1)} = \frac{9}{3} = 3
次に、関数 y=mx2y = mx^2 について、xx が 1 から 4 まで増加するときの変化の割合を求めます。
x=1x = 1 のとき、y=m(1)2=my = m(1)^2 = m
x=4x = 4 のとき、y=m(4)2=16my = m(4)^2 = 16m
したがって、変化の割合は、
\frac{16m - m}{4 - 1} = \frac{15m}{3} = 5m
問題文より、1次関数の変化の割合と y=mx2y = mx^2 の変化の割合が等しいので、
3 = 5m
これを mm について解くと、
m = \frac{3}{5}

3. 最終的な答え

m=35m = \frac{3}{5}

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