## 解答
### (8) 問題の内容
を , を用いて表せ。
### (8) 解き方の手順
となる を求める。
つまり、
連立方程式を立てる:
2つ目の式を2倍して
1つ目の式から引くと、
よって、
すると、
したがって、
### (8) 最終的な答え
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### (9) 問題の内容
を , , を用いて表せ。
### (9) 解き方の手順
となる を求める。
つまり、
連立方程式を立てる:
2つ目の式より 。これを1つ目の式に代入して
とおくと、,
したがって、
例:とすると
例:とすると
### (9) 最終的な答え
(tは任意の実数)
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### (10) 問題の内容
を , , を用いて表せ。
### (10) 解き方の手順
これは(9)と全く同じ問題なので、省略
### (10) 最終的な答え
(tは任意の実数)
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### (11) 問題の内容
を , , , を用いて表せ。
### (11) 解き方の手順
となる を求める。
つまり、
連立方程式を立てる:
2つ目の式より 。これを1つ目の式に代入して
、とおくと、,
したがって、
例:とすると
例:とすると
### (11) 最終的な答え
(s, tは任意の実数)
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### (12) 問題の内容
を , を用いて表すことはできない。なぜか?説明せよ。
### (12) 解き方の手順
となる を求める。
つまり、
連立方程式を立てる:
1つ目の式を2で割ると
一方、2つ目の式は
この2式を同時に満たす は存在しない。
であるため、 と は平行(一次従属)である。したがって、 と の線形結合で作れるベクトルは、 のスカラー倍のみ。 は のスカラー倍ではないので、 と の線形結合で表すことはできない。
### (12) 最終的な答え
と は一次従属(平行)なので、これらの線形結合で表せるベクトルは のスカラー倍のみ。 は のスカラー倍ではないため、表すことができない。
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### (13) 問題の内容
, を用いて表すことができる を求めよ。
### (13) 解き方の手順
となる を求める。
より、
したがって、 は のスカラー倍となる。
(kは任意の実数)
### (13) 最終的な答え
(kは任意の実数)