二次関数 $y = -\frac{1}{2}x^2 - 3x$ を平方完成させ、そのグラフをかく。

代数学二次関数平方完成グラフ放物線
2025/6/6

1. 問題の内容

二次関数 y=12x23xy = -\frac{1}{2}x^2 - 3x を平方完成させ、そのグラフをかく。

2. 解き方の手順

まず、与えられた関数を平方完成させます。
y=12x23xy = -\frac{1}{2}x^2 - 3x
y=12(x2+6x)y = -\frac{1}{2}(x^2 + 6x)
y=12(x2+6x+99)y = -\frac{1}{2}(x^2 + 6x + 9 - 9)
y=12((x+3)29)y = -\frac{1}{2}((x+3)^2 - 9)
y=12(x+3)2+92y = -\frac{1}{2}(x+3)^2 + \frac{9}{2}
平方完成された式は y=12(x+3)2+92y = -\frac{1}{2}(x+3)^2 + \frac{9}{2} となります。
次に、グラフの形状を考えます。平方完成された式から、このグラフは上に凸の放物線であり、頂点の座標は (3,92)(-3, \frac{9}{2}) であることがわかります。また、yy軸との交点は、元の式で x=0x=0 とすると、y=0y=0 なので、原点を通ります。xx軸との交点は、y=0y=0とすると、 12x23x=0-\frac{1}{2}x^2 - 3x = 0 より、 12x(x+6)=0-\frac{1}{2}x(x+6)=0 なので、x=0,6x=0, -6 となります。

3. 最終的な答え

平方完成させた式: y=12(x+3)2+92y = -\frac{1}{2}(x+3)^2 + \frac{9}{2}
グラフ: 上に凸の放物線。頂点の座標は (3,92)(-3, \frac{9}{2})xx軸との交点は (0,0)(0,0)(6,0)(-6,0)