問6と問7に関する問題です。 問6(1)は、$x(x-2)(x-1)(x+1)$を展開したときの$x$の係数を求める問題です。 問6(2)は、$x$の2次方程式$x^2 - ax + a = 1$が重解を持つときの$a$の値を求める問題です。 問7(1)は、三角形ABCにおいて、$AB=5, CA=3, \cos A = \frac{2}{3}$のとき、三角形ABCの面積を求める問題です。 問7(2)は、同じ三角形ABCにおいて、辺BCの長さを求める問題です。

代数学二次方程式因数分解判別式三角比余弦定理面積
2025/6/5

1. 問題の内容

問6と問7に関する問題です。
問6(1)は、x(x2)(x1)(x+1)x(x-2)(x-1)(x+1)を展開したときのxxの係数を求める問題です。
問6(2)は、xxの2次方程式x2ax+a=1x^2 - ax + a = 1が重解を持つときのaaの値を求める問題です。
問7(1)は、三角形ABCにおいて、AB=5,CA=3,cosA=23AB=5, CA=3, \cos A = \frac{2}{3}のとき、三角形ABCの面積を求める問題です。
問7(2)は、同じ三角形ABCにおいて、辺BCの長さを求める問題です。

2. 解き方の手順

問6(1):
x(x2)(x1)(x+1)=x(x2)(x21)=x(x32x2x+2)=x42x3x2+2xx(x-2)(x-1)(x+1) = x(x-2)(x^2-1) = x(x^3 - 2x^2 - x + 2) = x^4 - 2x^3 - x^2 + 2x
xxの係数は2なので、答えは5です。
問6(2):
x2ax+a=1x^2 - ax + a = 1x2ax+a1=0x^2 - ax + a - 1 = 0と変形します。
この2次方程式が重解を持つための条件は、判別式D=0D = 0であることです。
D=(a)24(1)(a1)=a24a+4=(a2)2D = (-a)^2 - 4(1)(a-1) = a^2 - 4a + 4 = (a-2)^2
(a2)2=0(a-2)^2 = 0より、a=2a = 2
したがって、答えは2です。
問7(1):
三角形ABCの面積は、12ABCAsinA\frac{1}{2}AB \cdot CA \cdot \sin Aで求めることができます。
cosA=23\cos A = \frac{2}{3}なので、sin2A=1cos2A=1(23)2=149=59\sin^2 A = 1 - \cos^2 A = 1 - (\frac{2}{3})^2 = 1 - \frac{4}{9} = \frac{5}{9}
sinA=59=53\sin A = \sqrt{\frac{5}{9}} = \frac{\sqrt{5}}{3}
したがって、三角形ABCの面積は125353=552\frac{1}{2} \cdot 5 \cdot 3 \cdot \frac{\sqrt{5}}{3} = \frac{5\sqrt{5}}{2}
答えは5です。
問7(2):
余弦定理より、BC2=AB2+CA22ABCAcosABC^2 = AB^2 + CA^2 - 2 \cdot AB \cdot CA \cdot \cos A
BC2=52+3225323=25+920=14BC^2 = 5^2 + 3^2 - 2 \cdot 5 \cdot 3 \cdot \frac{2}{3} = 25 + 9 - 20 = 14
BC=14BC = \sqrt{14}
したがって、答えは3です。

3. 最終的な答え

問6(1):5
問6(2):2
問7(1):5
問7(2):3

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