大小2つのサイコロを同時に投げたとき、出る目の数の和が5以下になる場合の数を求める問題です。

確率論・統計学確率サイコロ場合の数
2025/5/11

1. 問題の内容

大小2つのサイコロを同時に投げたとき、出る目の数の和が5以下になる場合の数を求める問題です。

2. 解き方の手順

大小2つのサイコロの出目をそれぞれ aabb とします。a+b5a + b \le 5 となる場合の数を数えます。ただし、a,ba, b は1から6までの整数です。
以下に、aa の値ごとに、bb が取りうる値を列挙します。
* a=1a = 1 のとき: 1+b51 + b \le 5 より b4b \le 4bb は1, 2, 3, 4 の4通り。
* a=2a = 2 のとき: 2+b52 + b \le 5 より b3b \le 3bb は1, 2, 3 の3通り。
* a=3a = 3 のとき: 3+b53 + b \le 5 より b2b \le 2bb は1, 2 の2通り。
* a=4a = 4 のとき: 4+b54 + b \le 5 より b1b \le 1bb は1 の1通り。
* a=5a = 5 のとき: 5+b55 + b \le 5 より b0b \le 0bb は条件を満たす値を取れないので0通り。
* a=6a = 6 のとき: 6+b56 + b \le 5 より b1b \le -1bb は条件を満たす値を取れないので0通り。
それぞれの aa の値に対して、bb の取りうる場合の数を合計すると、4+3+2+1=104 + 3 + 2 + 1 = 10 通りになります。

3. 最終的な答え

10 通り

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