2つの変量 $x$ と $y$ のデータが与えられています。これらのデータについて、散布図を描き、$x$ と $y$ の間に相関関係があるかどうかを調べ、相関関係がある場合には正の相関か負の相関かを答えます。 与えられたデータは次の通りです。 $x$: 38, 23, 46, 14, 52, 17, 55, 29, 41, 33 $y$: 37, 34, 63, 39, 74, 75, 31, 66, 43, 57

確率論・統計学相関散布図相関係数データの分析
2025/5/19

1. 問題の内容

2つの変量 xxyy のデータが与えられています。これらのデータについて、散布図を描き、xxyy の間に相関関係があるかどうかを調べ、相関関係がある場合には正の相関か負の相関かを答えます。
与えられたデータは次の通りです。
xx: 38, 23, 46, 14, 52, 17, 55, 29, 41, 33
yy: 37, 34, 63, 39, 74, 75, 31, 66, 43, 57

2. 解き方の手順

散布図を描くことはここではできません。しかし、相関関係の有無と種類を判断するために、以下の手順で考えます。
* データを観察する: xx の値が増加するにつれて、yy の値がどのように変化するかを目で見て確認します。
* 相関係数を考える: 相関係数は、2つの変数の間の線形関係の強さと方向を測る指標です。正確な相関係数を計算するには、各 xxyy の偏差、偏差の積、および各変数の標準偏差が必要になりますが、ここではデータのパターンから推測します。
データを観察すると、xx が小さい値(14, 17, 23 など)のとき、yy も比較的小さい値(34, 39, 37 など)を取り、xx が大きい値(46, 52, 55 など)のとき、yy も比較的大きい値(63, 74, 31, 43, 57など)を取る傾向が見られます。ただし、この傾向は必ずしも明確ではなく、xx が大きいにも関わらず yy が小さい値(55, 31)を取る場合やその逆(41, 43)の場合も見られます。
しかし、xx が増加するにつれて、yy も全体として増加する傾向にあることから、**正の相関関係**があると考えられます。

3. 最終的な答え

xxyy の間には正の相関関係がある。

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