あるクラスの生徒5人の数学の小テスト(x点)と理科の小テスト(y点)の結果が与えられています。yの標準偏差を求めます。

確率論・統計学標準偏差分散統計
2025/5/19

1. 問題の内容

あるクラスの生徒5人の数学の小テスト(x点)と理科の小テスト(y点)の結果が与えられています。yの標準偏差を求めます。

2. 解き方の手順

まず、yの平均値を計算します。
yy の平均値 =4+1+7+10+35=255=5= \frac{4 + 1 + 7 + 10 + 3}{5} = \frac{25}{5} = 5
次に、yの偏差を計算します。偏差は、各データ点から平均値を引いたものです。
- 4 - 5 = -1
- 1 - 5 = -4
- 7 - 5 = 2
- 10 - 5 = 5
- 3 - 5 = -2
次に、yの偏差の二乗を計算します。
- (1)2=1(-1)^2 = 1
- (4)2=16(-4)^2 = 16
- 22=42^2 = 4
- 52=255^2 = 25
- (2)2=4(-2)^2 = 4
次に、yの偏差の二乗の平均を計算します(分散)。
分散 =1+16+4+25+45=505=10= \frac{1 + 16 + 4 + 25 + 4}{5} = \frac{50}{5} = 10
最後に、標準偏差は分散の平方根です。
yの標準偏差 =10= \sqrt{10}

3. 最終的な答え

yの標準偏差: 10\sqrt{10}

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