10冊の本と8冊のノートがあるとき、本から3冊、ノートから2冊を選ぶ選び方の総数を求めます。

確率論・統計学組み合わせ組み合わせの計算場合の数選ぶ
2025/5/11

1. 問題の内容

10冊の本と8冊のノートがあるとき、本から3冊、ノートから2冊を選ぶ選び方の総数を求めます。

2. 解き方の手順

本の選び方は、10冊から3冊を選ぶ組み合わせなので、10C3_{10}C_3 通りです。
ノートの選び方は、8冊から2冊を選ぶ組み合わせなので、8C2_{8}C_2 通りです。
全体の選び方は、本の選び方とノートの選び方の積で求められます。
まず、本の選び方を計算します。
10C3=10!3!(103)!=10!3!7!=10×9×83×2×1=10×3×4=120_{10}C_3 = \frac{10!}{3!(10-3)!} = \frac{10!}{3!7!} = \frac{10 \times 9 \times 8}{3 \times 2 \times 1} = 10 \times 3 \times 4 = 120
次に、ノートの選び方を計算します。
8C2=8!2!(82)!=8!2!6!=8×72×1=4×7=28_{8}C_2 = \frac{8!}{2!(8-2)!} = \frac{8!}{2!6!} = \frac{8 \times 7}{2 \times 1} = 4 \times 7 = 28
最後に、本の選び方とノートの選び方を掛け合わせます。
120×28=3360120 \times 28 = 3360

3. 最終的な答え

3360通り

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