まず、dv/dr の符号を調べる必要があります。r=21k/(π+6) が、dv/dr=0 となる点であることから、この値の前後で dv/dr の符号が変化すると考えられます。 ステップ1: dv/dr=0 となる r の値を増減表に書き込む。 r=21π+6k を増減表に書き込みます。rの定義域は 0<r<21πk です。 ステップ2: 0<r<21π+6k の範囲で、dv/dr の符号を調べる。 0<r<21π+6k の範囲で、dv/dr>0 となるか、dv/dr<0 となるかを調べます。例えば、r=41π+6k を dv/dr に代入して符号を調べることができます。 dv/dr=2πr(2r−(k−4πr2)/6) に r=41π+6k を代入すると、 2r=21π+6k 6k−4πr2=6k−4π161π+6k=6k−4(π+6)πk=24(π+6)4πk+24k−πk=24(π+6)3πk+24k=8(π+6)k(π+8) 21π+6k−8(π+6)k(π+8)=π+6k(21−8π+8)=π+6k(21−8π+8) 21−8π+8<0 より、dv/dr<0 となります。 ステップ3: 21π+6k<r<21πk の範囲で、dv/dr の符号を調べる。 21π+6k<r<21πk の範囲で、dv/dr>0 となるか、dv/dr<0 となるかを調べます。例えば、r=21πk に近い値を代入して符号を調べることができます。この範囲では、dv/dr>0 となります。 ステップ4: 増減表を完成させる。
r | 0 | ... | 21π+6k | ... | 21πk ------- | -------- | -------- | -------- | -------- | --------
dv/dr | | − | 0 | + | v | | ↘ | 極小値 | ↗ |