まず、与えられた関数を微分して、導関数 y′ を求めます。 y=x3−6x2+9x−4 y′=3x2−12x+9 次に、導関数 y′ が0になる x の値を求めます。これは、関数の極値を与える x の値です。 3x2−12x+9=0 x2−4x+3=0 (x−1)(x−3)=0 次に、x=1 と x=3 の前後で y′ の符号がどのように変化するか調べます。これによって、関数が増加しているか減少しているかがわかります。 * x<1 のとき、y′>0 (例:x=0 のとき、y′=9>0) * 1<x<3 のとき、y′<0 (例:x=2 のとき、y′=12−24+9=−3<0) * x>3 のとき、y′>0 (例:x=4 のとき、y′=48−48+9=9>0) x=1 で極大値をとり、x=3 で極小値をとることがわかります。 次に、極大値と極小値を求めます。
* x=1 のとき、y=13−6(1)2+9(1)−4=1−6+9−4=0 * x=3 のとき、y=33−6(3)2+9(3)−4=27−54+27−4=−4 したがって、(1,0) が極大値、(3,−4) が極小値です。 増減表は以下のようになります。
| x | ... | 1 | ... | 3 | ... |
| :--- | :-- | :-- | :-- | :-- | :-- |
| y' | + | 0 | - | 0 | + |
| y | ↑ | 0 | ↓ | -4 | ↑ |
最後に、これらの情報をもとにグラフを描きます。
グラフを描画する際に、念のため y 切片を確認します。 x=0 のとき、y=03−6(0)2+9(0)−4=−4 なので、y切片は (0,−4) です。