問題は、(ア)から(エ)の関係について、$y$ が $x$ の関数であるかどうかを判断し、関数である場合は $y$ を $x$ の式で表し、そうでない場合は「関数でない」と答えるものです。また、$y$ が $x$ の1次関数であるものを記号で答える問題です。 (ア) 底辺が $x$ cmである三角形の面積が $y$ cm²である。 (イ) 1辺の長さが $x$ cmの正方形の周の長さが $y$ cmである。 (ウ) 1個300円のりんご $x$ 個を60円のかごに詰めたときの代金が合計 $y$ 円である。 (エ) 底面が1辺 $x$ cmの正方形で、高さが6cmの正四角柱の体積が $y$ cm³である。
2025/3/21
1. 問題の内容
問題は、(ア)から(エ)の関係について、 が の関数であるかどうかを判断し、関数である場合は を の式で表し、そうでない場合は「関数でない」と答えるものです。また、 が の1次関数であるものを記号で答える問題です。
(ア) 底辺が cmである三角形の面積が cm²である。
(イ) 1辺の長さが cmの正方形の周の長さが cmである。
(ウ) 1個300円のりんご 個を60円のかごに詰めたときの代金が合計 円である。
(エ) 底面が1辺 cmの正方形で、高さが6cmの正四角柱の体積が cm³である。
2. 解き方の手順
(1) 各関係について、 を の式で表せるか、または「関数でない」かを判断します。
* (ア) 三角形の面積は、底辺と高さによって決まります。高さが定まっていないため、 だけでは は決まりません。したがって「関数でない」。
* (イ) 正方形の周の長さは、1辺の長さの4倍です。したがって、。
* (ウ) りんご 個の値段は 円です。かご代60円と合わせると、合計金額 は 。
* (エ) 正四角柱の体積は、底面積 高さです。底面積は で、高さは6cmなので、。
(2) (1)で求めた式の中で、1次関数であるものを選びます。1次関数とは、 (a, bは定数)の形で表される関数です。
* (ア) 関数でない
* (イ) は、1次関数です。
* (ウ) は、1次関数です。
* (エ) は、 が含まれているので、1次関数ではありません。
3. 最終的な答え
(1)
(ア) 関数でない
(イ)
(ウ)
(エ)
(2) (イ)、(ウ)