2つの一次関数 $y = ax + 1$ と $y = 2x + b$ のグラフが、$x$ 軸上で垂直に交わるとき、$a+b$ の値を求めよ。

代数学一次関数傾き連立方程式幾何学
2025/7/30

1. 問題の内容

2つの一次関数 y=ax+1y = ax + 1y=2x+by = 2x + b のグラフが、xx 軸上で垂直に交わるとき、a+ba+b の値を求めよ。

2. 解き方の手順

まず、xx 軸上で交わるということは、y=0y=0 である。
それぞれの関数で、y=0y=0 となる xx の値を求める。
y=ax+1y = ax + 1y=0y=0 のとき、0=ax+10 = ax + 1 より x=1ax = -\frac{1}{a}
y=2x+by = 2x + by=0y=0 のとき、0=2x+b0 = 2x + b より x=b2x = -\frac{b}{2}
2つのグラフが xx 軸上で交わるので、これらの xx の値は等しい。したがって、
1a=b2-\frac{1}{a} = -\frac{b}{2}
1a=b2\frac{1}{a} = \frac{b}{2}
b=2ab = \frac{2}{a}
次に、2つの直線が垂直に交わる条件は、それぞれの直線の傾きの積が 1-1 であることである。
y=ax+1y = ax + 1 の傾きは aa であり、y=2x+by = 2x + b の傾きは 22 である。したがって、
a×2=1a \times 2 = -1
a=12a = -\frac{1}{2}
これを b=2ab = \frac{2}{a} に代入すると、
b=212=4b = \frac{2}{-\frac{1}{2}} = -4
したがって、a+ba+b の値は、
a+b=12+(4)=1282=92a + b = -\frac{1}{2} + (-4) = -\frac{1}{2} - \frac{8}{2} = -\frac{9}{2}

3. 最終的な答え

92-\frac{9}{2}

「代数学」の関連問題

与えられた二次関数 $y = 2x^2 - 8x + 3$ を $y = 2(x - \text{[2]})^2 - \text{[3]}$ の形に変形せよ。つまり、平方完成を行う問題です。

二次関数平方完成関数の変形
2025/7/30

与えられた2次関数 $y = 2(x+1)^2 + 3$ のグラフの頂点の座標を求める問題です。

二次関数グラフ頂点平方完成
2025/7/30

次の方程式を解いて、$x$の値を求めます。 $2x - \frac{1-x}{3} = -5$

一次方程式方程式計算
2025/7/30

複素数 $z = \frac{\sqrt{3} + i}{1-i}$ について、以下の2つの問いに答えます。 (1) $z$ を極形式で表します。ただし、偏角 $\theta$ は $0 \leq \...

複素数極形式ド・モアブルの定理複素数の計算
2025/7/30

次の2つの式を展開する問題です。 (1) $(x+1)^3$ (2) $(x-3)^3$

展開多項式3乗の公式
2025/7/30

$(x-2)^3$ を展開する問題です。

展開多項式三次式
2025/7/30

与えられた式 $4(x-2)^3$ を展開し、整理する問題です。

多項式展開因数分解代数
2025/7/30

1つ目の問題は、次の1次方程式のグラフを描くことです。 (1) $4x - 3y - 6 = 0$ (2) $\frac{x}{5} + \frac{y}{2} = 1$ (3) $5y = -20$...

一次方程式連立方程式グラフ直線の式
2025/7/30

$a, b$ は正の実数で、$ab \ge 1 + a + b$ を満たすとき、以下の問いに答える。 (1) 不等式 $a + b \ge 2(1 + \sqrt{2})$ を示せ。 (2) (1) ...

不等式相加相乗平均実数
2025/7/30

3次方程式 $(x-1)(x^2 + ax + 4) = 0$ が重解を持つとき、$a$ の値を求めよ。

3次方程式重解二次方程式因数分解判別式
2025/7/30