(1)
放物線が2点 (−3,0), (5,0) を通るので、放物線の方程式を y=a(x+3)(x−5) とおくことができる。 頂点が直線 y=2x+6 上にあるので、頂点の x 座標を t とすると、y 座標は 2t+6 となる。 頂点の x 座標は、2点 (−3,0), (5,0) の x 座標の中点なので、 t=2−3+5=1。 よって、頂点の y 座標は 2(1)+6=8。 頂点の座標は (1,8) なので、これを放物線の方程式に代入すると、 8=a(1+3)(1−5) となる。 8=a(4)(−4) より、 8=−16a となり、a=−21。 よって、放物線の方程式は y=−21(x+3)(x−5) となる。頂点の座標は (1,8) である。 (2)
3点 (−1,3), (0,−5), (2,1) を通る放物線の方程式を y=ax2+bx+c とおく。 3点の座標を代入すると、以下の3つの式が得られる。
a(−1)2+b(−1)+c=3 a(0)2+b(0)+c=−5 a(2)2+b(2)+c=1 これを整理すると
a−b+c=3 4a+2b+c=1 c=−5 を他の式に代入すると a−b−5=3 4a+2b−5=1 4a+2b=6 a−b=8 より a=b+8 を 4a+2b=6 に代入すると、 4(b+8)+2b=6 4b+32+2b=6 b=−313 a=b+8=−313+8=3−13+24=311 よって、放物線の方程式は y=311x2−313x−5 となる。 頂点の x 座標は x=−2ab=−2⋅311−313=322313=2213 頂点の y 座標は y=311(2213)2−313(2213)−5=311⋅484169−66169−5=132169−132338−132660=132−829 頂点の座標は (2213,−132829) (3)
3点 (−2,−3), (1,4), (2,−1) を通る放物線の方程式を y=ax2+bx+c とおく。 3点の座標を代入すると、以下の3つの式が得られる。
a(−2)2+b(−2)+c=−3 a(1)2+b(1)+c=4 a(2)2+b(2)+c=−1 これを整理すると
4a−2b+c=−3 a+b+c=4 4a+2b+c=−1 4a−2b+c=−3 と 4a+2b+c=−1 の差をとると −4b=−2 よって b=21 a+b+c=4 に b=21 を代入すると、 a+21+c=4 より a+c=27 4a+2b+c=−1 に b=21 を代入すると、 4a+1+c=−1 より 4a+c=−2 (4a+c)−(a+c)=−2−27=−211 3a=−211 より a=−611 c=27−a=27+611=621+11=632=316 よって、放物線の方程式は y=−611x2+21x+316 となる。 頂点の x 座標は x=−2ab=−2⋅(−611)21=31121=21⋅113=223 頂点の y 座標は y=−611(223)2+21(223)+316=−611⋅4849+443+316=−290499+443+316=−2649+26418+2641408=2641417 頂点の座標は (223,2641417)