一辺が6cmの立方体ABCD-EFGHにおいて、辺ABの中点をMとする。四面体M-C-F-Hの体積を求めよ。

幾何学空間図形立方体体積三角錐
2025/5/12

1. 問題の内容

一辺が6cmの立方体ABCD-EFGHにおいて、辺ABの中点をMとする。四面体M-C-F-Hの体積を求めよ。

2. 解き方の手順

四面体M-C-F-Hの体積は、立方体ABCD-EFGHから、四面体M-A-D-H, B-C-F-M, C-D-H-F, E-F-H-Mを引くことで求めることができる。
立方体ABCD-EFGHの体積は、
6×6×6=216cm36 \times 6 \times 6 = 216 cm^3
四面体M-A-D-Hは三角錐であり、底面を三角形ADHとすると、高さはAMとなる。
三角形ADHの面積は、
12×AD×AH=12×6×6=18cm2\frac{1}{2} \times AD \times AH = \frac{1}{2} \times 6 \times 6 = 18 cm^2
AMの長さは、ABの中点なので6/2=3cm6/2 = 3cm
したがって、四面体M-A-D-Hの体積は、
13×18×3=18cm3\frac{1}{3} \times 18 \times 3 = 18 cm^3
四面体B-C-F-Mは三角錐であり、底面を三角形BCFとすると、高さはBMとなる。
三角形BCFの面積は、
12×BC×BF=12×6×6=18cm2\frac{1}{2} \times BC \times BF = \frac{1}{2} \times 6 \times 6 = 18 cm^2
BMの長さは、ABの中点なので6/2=3cm6/2 = 3cm
したがって、四面体B-C-F-Mの体積は、
13×18×3=18cm3\frac{1}{3} \times 18 \times 3 = 18 cm^3
四面体C-D-H-Fは三角錐であり、底面を三角形CDHとすると、高さはDFとなる。
三角形CDHの面積は、
12×CD×DH=12×6×6=18cm2\frac{1}{2} \times CD \times DH = \frac{1}{2} \times 6 \times 6 = 18 cm^2
DFの長さは、6√2cm
したがって、四面体C-D-H-Fの体積は、
13×18×6=36cm3\frac{1}{3} \times 18 \times 6 = 36 cm^3
四面体E-F-H-Mは四角錐であり、底面を正方形EFGHとすると、高さはEから底面EFGHに下ろした垂線となる。高さはAMなので、
正方形EFGHの面積は、6×6=36cm26 \times 6 = 36 cm^2
したがって、四面体E-F-H-Mの体積は、
1/3×36×3=36cm3 1/3 \times 36 \times 3 = 36 cm^3
四面体M-C-F-Hの体積は、
216181836=144cm3216 - 18 - 18 - 36 = 144 cm^3

3. 最終的な答え

144 cm3cm^3

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