三角形ABCと点Pについて、等式 $2\overrightarrow{PA} + 3\overrightarrow{PB} + 4\overrightarrow{PC} = \overrightarrow{0}$ が成り立つ。 (1) 点Pは三角形ABCに対してどのような位置にあるか答えよ。 (2) 三角形PBC, 三角形PCA, 三角形PABの面積比を求めよ。
2025/5/12
1. 問題の内容
三角形ABCと点Pについて、等式 が成り立つ。
(1) 点Pは三角形ABCに対してどのような位置にあるか答えよ。
(2) 三角形PBC, 三角形PCA, 三角形PABの面積比を求めよ。
2. 解き方の手順
(1) 始点をAに変換する。
ここで点Dをとなる点とすると、Dは辺BCを4:3に内分する点である。
よって、点Pは線分ADを7:2に内分する点である。ここでDは辺BCを4:3に内分する点である。
(2) 面積比を求める。
を変形する。
このとき、を満たす実数について、が成り立つ時、
となる。
与えられた条件は なので、
3. 最終的な答え
(1) 点Pは、辺BCを4:3に内分する点をDとすると、線分ADを7:2に内分する点である。
(2)