1. 問題の内容
与えられた円錐の展開図として正しいものを、選択肢の中から選ぶ問題です。円錐の底面の半径は6cm、母線の長さは10cmです。
2. 解き方の手順
円錐の展開図は、底面の円と、側面のおうぎ形から構成されます。
選択肢の中から、底面が円であり、側面がおうぎ形であるものを探します。
おうぎ形の弧の長さは、底面の円周と等しくなければなりません。
底面の円周は で計算できます。ここで は底面の半径です。
今回の場合は cmなので、底面の円周は cmです。
おうぎ形の半径は、円錐の母線の長さに等しく、今回の場合は10cmです。
おうぎ形の弧の長さは cmなので、おうぎ形の中心角を (ラジアン)とすると、
選択肢のうち、底面が円で、側面がおうぎ形になっているのは、選択肢1, 3, 4です。
選択肢4のおうぎ形は、円の一部が欠けているため、おうぎ形の中心角はより小さいです。
選択肢1と3のおうぎ形は、どちらも円の一部で、選択肢3の方がより大きな角度を占めているように見えます。
しかし、この図から正確な角度を判断することは難しいので、違う方法で絞り込む必要があります。
円錐の側面となる扇形の面積は、で計算できます。ここで、は底面の半径、は母線の長さです。
今回の場合は cm, cmなので、扇形の面積は cmです。
一方、扇形の面積はでも計算できます。ここで、は扇形の半径、は中心角(ラジアン)です。
今回の場合はなので、となることから、となります。
これは円全体()より小さいので、選択肢1と3はありえません。
選択肢4は、扇形の中心角が、より小さいので、正解の可能性があります。
改めて選択肢4を見ると、底面と扇形のバランスが合っているので、選択肢4が答えであると考えられます。
3. 最終的な答え
4