円と直線の交点を求めるには、直線の方程式を円の方程式に代入して、得られた二次方程式を解きます。二次方程式の解の個数によって、円と直線の位置関係が分かります。
* 解が2個の場合:円と直線は2点で交わる
* 解が1個の場合:円と直線は接する
* 解がない場合:円と直線は交わらない
(1)
y=−x+2 を x2+y2=10 に代入します。 x2+(−x+2)2=10 x2+(x2−4x+4)=10 2x2−4x−6=0 x2−2x−3=0 (x−3)(x+1)=0 x=3 のとき y=−3+2=−1 x=−1 のとき y=−(−1)+2=3 (2)
x−2y=5 より x=2y+5 を x2+y2=5 に代入します。 (2y+5)2+y2=5 4y2+20y+25+y2=5 5y2+20y+20=0 y2+4y+4=0 (y+2)2=0 y=−2 のとき x=2(−2)+5=1 (3)
x2+y2−4x+2y+4=0 を変形します。 (x2−4x)+(y2+2y)+4=0 (x2−4x+4)+(y2+2y+1)+4−4−1=0 (x−2)2+(y+1)2=1 y=2x−1 を (x−2)2+(y+1)2=1 に代入します。 (x−2)2+(2x−1+1)2=1 (x−2)2+(2x)2=1 x2−4x+4+4x2=1 5x2−4x+3=0 判別式 D=(−4)2−4(5)(3)=16−60=−44<0 よって、実数解は存在しません。