関数 $f(x)$ が $f(x) = \int_{-1}^{1} |t^2 - x^2| dt$ で定義されている。 (1) $0 \le x \le 1$ における $f(x)$ の最大値と最小値を求める。 (2) $x \ge 0$ の範囲で $y = f(x)$ のグラフを描く。
2025/5/12
1. 問題の内容
関数 が で定義されている。
(1) における の最大値と最小値を求める。
(2) の範囲で のグラフを描く。
2. 解き方の手順
(1) のとき、積分区間 において、積分の中身 の絶対値を外すことを考える。
となる は である。
したがって、積分区間を に分割して考える。
となる は である。
なので、 と を考える。
よって、最大値は 、最小値は
(2) の範囲で のグラフを描く。
のとき、 で常に なので、
のときは、(1) で求めたように
3. 最終的な答え
(1) における の最大値は 、最小値は
(2) グラフは省略。 では 、 では となる。