次の4つの2次関数のグラフを描き、それぞれの放物線が上に凸か下に凸かを答えます。 (1) $y = 3x^2$ (2) $y = -3x^2$ (3) $y = \frac{1}{3}x^2$ (4) $y = -\frac{1}{3}x^2$

代数学二次関数グラフ放物線上に凸下に凸
2025/5/12

1. 問題の内容

次の4つの2次関数のグラフを描き、それぞれの放物線が上に凸か下に凸かを答えます。
(1) y=3x2y = 3x^2
(2) y=3x2y = -3x^2
(3) y=13x2y = \frac{1}{3}x^2
(4) y=13x2y = -\frac{1}{3}x^2

2. 解き方の手順

2次関数 y=ax2y = ax^2 のグラフは、原点を頂点とする放物線になります。
- a>0a > 0 のとき、放物線は下に凸(下に開く)です。
- a<0a < 0 のとき、放物線は上に凸(上に開く)です。
aa の絶対値が大きいほど、放物線は急になります。
(1) y=3x2y = 3x^2 のグラフ
- 頂点は原点(0,0)です。
- xx が1のとき、y=3y=3 なので、点(1,3)を通ります。
- a=3>0a=3 > 0 なので、下に凸です。
(2) y=3x2y = -3x^2 のグラフ
- 頂点は原点(0,0)です。
- xx が1のとき、y=3y=-3 なので、点(1,-3)を通ります。
- a=3<0a=-3 < 0 なので、上に凸です。
(3) y=13x2y = \frac{1}{3}x^2 のグラフ
- 頂点は原点(0,0)です。
- xx が1のとき、y=13y=\frac{1}{3} なので、点(1,1/3)を通ります。
- a=13>0a=\frac{1}{3} > 0 なので、下に凸です。
(4) y=13x2y = -\frac{1}{3}x^2 のグラフ
- 頂点は原点(0,0)です。
- xx が1のとき、y=13y=-\frac{1}{3} なので、点(1,-1/3)を通ります。
- a=13<0a=-\frac{1}{3} < 0 なので、上に凸です。

3. 最終的な答え

(1) y=3x2y = 3x^2: グラフは下に凸。
(2) y=3x2y = -3x^2: グラフは上に凸。
(3) y=13x2y = \frac{1}{3}x^2: グラフは下に凸。
(4) y=13x2y = -\frac{1}{3}x^2: グラフは上に凸。

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