任意の実数 $x$ に対して、2次不等式 $x^2 + (m-5)x + 1 \ge 0$ が成り立つような定数 $m$ の値の範囲を求める問題です。

代数学二次不等式判別式不等式の解法
2025/5/12

1. 問題の内容

任意の実数 xx に対して、2次不等式 x2+(m5)x+10x^2 + (m-5)x + 1 \ge 0 が成り立つような定数 mm の値の範囲を求める問題です。

2. 解き方の手順

2次不等式 ax2+bx+c0ax^2 + bx + c \ge 0 がすべての実数 xx で成り立つ条件は、a>0a > 0 かつ判別式 D=b24ac0D = b^2 - 4ac \le 0 であることです。
この問題では、a=1a = 1, b=m5b = m-5, c=1c = 1 です。
まず、a=1>0a = 1 > 0 なので、条件を満たしています。
次に、判別式 DD を計算します。
D=(m5)24(1)(1)=(m5)24D = (m-5)^2 - 4(1)(1) = (m-5)^2 - 4
D0D \le 0 となるためには、
(m5)240(m-5)^2 - 4 \le 0
(m5)24(m-5)^2 \le 4
2m52-2 \le m-5 \le 2
3m73 \le m \le 7

3. 最終的な答え

3m73 \le m \le 7

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