全体集合$U$、部分集合$A$, $B$について、$n(U) = 40$, $n(A) = 18$, $n(B) = 25$, $n(A \cap B) = 6$ であるとき、以下の値を求める。 (1) $n(\overline{B})$ (2) $n(\overline{A \cup B})$ (3) $n(A \cap \overline{B})$

算数集合要素数補集合和集合共通部分
2025/5/13

1. 問題の内容

全体集合UU、部分集合AA, BBについて、n(U)=40n(U) = 40, n(A)=18n(A) = 18, n(B)=25n(B) = 25, n(AB)=6n(A \cap B) = 6 であるとき、以下の値を求める。
(1) n(B)n(\overline{B})
(2) n(AB)n(\overline{A \cup B})
(3) n(AB)n(A \cap \overline{B})

2. 解き方の手順

(1) n(B)n(\overline{B})は、BBの補集合の要素の個数である。
n(B)=n(U)n(B)n(\overline{B}) = n(U) - n(B) で求められる。
n(B)=4025=15n(\overline{B}) = 40 - 25 = 15
(2) n(AB)n(\overline{A \cup B})は、ABA \cup Bの補集合の要素の個数である。
n(AB)=n(A)+n(B)n(AB)n(A \cup B) = n(A) + n(B) - n(A \cap B)ABA \cup Bを求める。
n(AB)=18+256=37n(A \cup B) = 18 + 25 - 6 = 37
n(AB)=n(U)n(AB)n(\overline{A \cup B}) = n(U) - n(A \cup B) で求められる。
n(AB)=4037=3n(\overline{A \cup B}) = 40 - 37 = 3
(3) n(AB)n(A \cap \overline{B})は、AAかつBBでない要素の個数である。これは、AAからABA \cap Bを除いた要素の個数に等しい。
n(AB)=n(A)n(AB)n(A \cap \overline{B}) = n(A) - n(A \cap B) で求められる。
n(AB)=186=12n(A \cap \overline{B}) = 18 - 6 = 12

3. 最終的な答え

(1) n(B)=15n(\overline{B}) = 15
(2) n(AB)=3n(\overline{A \cup B}) = 3
(3) n(AB)=12n(A \cap \overline{B}) = 12

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