2点A(-3, 2)とB(1, 6)を直径の両端とする円の中心Cの座標、半径r、および円の方程式を求めよ。

幾何学座標距離円の方程式
2025/5/14

1. 問題の内容

2点A(-3, 2)とB(1, 6)を直径の両端とする円の中心Cの座標、半径r、および円の方程式を求めよ。

2. 解き方の手順

* 中心Cの座標は、線分ABの中点である。中点の座標は、各座標の平均を取ることで求められる。
C=(xA+xB2,yA+yB2) C = \left(\frac{x_A + x_B}{2}, \frac{y_A + y_B}{2}\right)
C=(3+12,2+62)=(22,82)=(1,4) C = \left(\frac{-3 + 1}{2}, \frac{2 + 6}{2}\right) = \left(\frac{-2}{2}, \frac{8}{2}\right) = (-1, 4)
* 半径rは、中心Cと点A(または点B)の距離である。点Aと中心Cの距離を求める。
r=(xAxC)2+(yAyC)2 r = \sqrt{(x_A - x_C)^2 + (y_A - y_C)^2}
r=(3(1))2+(24)2=(2)2+(2)2=4+4=8=22 r = \sqrt{(-3 - (-1))^2 + (2 - 4)^2} = \sqrt{(-2)^2 + (-2)^2} = \sqrt{4 + 4} = \sqrt{8} = 2\sqrt{2}
* 円の方程式は、中心(h, k)、半径rのとき、
(xh)2+(yk)2=r2 (x - h)^2 + (y - k)^2 = r^2
となる。中心C(-1, 4)、半径222\sqrt{2}を代入すると、
(x(1))2+(y4)2=(22)2 (x - (-1))^2 + (y - 4)^2 = (2\sqrt{2})^2
(x+1)2+(y4)2=8 (x + 1)^2 + (y - 4)^2 = 8

3. 最終的な答え

中心Cの座標: (-1, 4)
半径r: 222\sqrt{2}
円の方程式: (x+1)2+(y4)2=8(x + 1)^2 + (y - 4)^2 = 8

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