問題は、与えられた等比数列の初項から第$n$項までの和を求める問題です。問題には4つの小問があり、それぞれ初項と公比、または数列の最初のいくつかの項が与えられています。今回は、(1)と(4)を解きます。 (1) 初項が7、公比が2の等比数列の初項から第$n$項までの和を求めます。 (4) 18, -6, 2, ...で与えられた等比数列の初項から第$n$項までの和を求めます。

代数学等比数列数列の和公式
2025/5/14

1. 問題の内容

問題は、与えられた等比数列の初項から第nn項までの和を求める問題です。問題には4つの小問があり、それぞれ初項と公比、または数列の最初のいくつかの項が与えられています。今回は、(1)と(4)を解きます。
(1) 初項が7、公比が2の等比数列の初項から第nn項までの和を求めます。
(4) 18, -6, 2, ...で与えられた等比数列の初項から第nn項までの和を求めます。

2. 解き方の手順

(1) 初項が7、公比が2の等比数列の和
等比数列の和の公式は、初項をaa、公比をrr(ただし、r1r \neq 1)、項数をnnとすると、以下のようになります。
Sn=a(rn1)r1S_n = \frac{a(r^n - 1)}{r - 1}
この問題では、a=7a = 7r=2r = 2なので、この値を代入します。
Sn=7(2n1)21S_n = \frac{7(2^n - 1)}{2 - 1}
Sn=7(2n1)S_n = 7(2^n - 1)
(4) 18, -6, 2, ...で与えられた等比数列の和
まず、初項aaと公比rrを求めます。
初項はa=18a = 18です。
公比はr=618=13r = \frac{-6}{18} = -\frac{1}{3}です。
等比数列の和の公式は、初項をaa、公比をrr(ただし、r1r \neq 1)、項数をnnとすると、以下のようになります。
Sn=a(1rn)1rS_n = \frac{a(1 - r^n)}{1 - r}
この問題では、a=18a = 18r=13r = -\frac{1}{3}なので、この値を代入します。
Sn=18(1(13)n)1(13)S_n = \frac{18(1 - (-\frac{1}{3})^n)}{1 - (-\frac{1}{3})}
Sn=18(1(13)n)43S_n = \frac{18(1 - (-\frac{1}{3})^n)}{\frac{4}{3}}
Sn=18×34(1(13)n)S_n = \frac{18 \times 3}{4}(1 - (-\frac{1}{3})^n)
Sn=272(1(13)n)S_n = \frac{27}{2}(1 - (-\frac{1}{3})^n)

3. 最終的な答え

(1) 初項が7、公比が2の等比数列の初項から第nn項までの和は、7(2n1)7(2^n - 1)です。
(4) 18, -6, 2, ...で与えられた等比数列の初項から第nn項までの和は、272(1(13)n)\frac{27}{2}(1 - (-\frac{1}{3})^n)です。

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