(1) ポロシャツとTシャツの定価をそれぞれ求める問題。定価の合計は4200円。ポロシャツは定価の10%引き、Tシャツは定価の15%引きで、代金は3690円。 (2) ある中学校の陸上部の部員数を求める問題。昨年度は男女合わせて50人。今年度は男子が20%増え、女子が20%減り、全体で2人減った。今年度の男子と女子の部員数を求める。

代数学連立方程式文章問題割合方程式
2025/5/14

1. 問題の内容

(1) ポロシャツとTシャツの定価をそれぞれ求める問題。定価の合計は4200円。ポロシャツは定価の10%引き、Tシャツは定価の15%引きで、代金は3690円。
(2) ある中学校の陸上部の部員数を求める問題。昨年度は男女合わせて50人。今年度は男子が20%増え、女子が20%減り、全体で2人減った。今年度の男子と女子の部員数を求める。

2. 解き方の手順

(1)
* ポロシャツの定価を xx 円、Tシャツの定価を yy 円とする。
* 定価の合計の式:
x+y=4200x + y = 4200
* 割引後の代金の式:
0.9x+0.85y=36900.9x + 0.85y = 3690
* 上の2つの式を連立方程式として解く。
x+y=4200x + y = 4200 を変形して y=4200xy = 4200 - x
これを 0.9x+0.85y=36900.9x + 0.85y = 3690 に代入する。
0.9x+0.85(4200x)=36900.9x + 0.85(4200 - x) = 3690
0.9x+35700.85x=36900.9x + 3570 - 0.85x = 3690
0.05x=1200.05x = 120
x=2400x = 2400
y=4200x=42002400=1800y = 4200 - x = 4200 - 2400 = 1800
(2)
* 昨年度の男子の部員数を xx 人、女子の部員数を yy 人とする。
* 昨年度の部員数の合計の式:
x+y=50x + y = 50
* 今年度の部員数の増減の式:
1.2x+0.8y=502=481.2x + 0.8y = 50 - 2 = 48
* 上の2つの式を連立方程式として解く。
x+y=50x + y = 50を変形して y=50xy = 50 - x
これを 1.2x+0.8y=481.2x + 0.8y = 48 に代入する。
1.2x+0.8(50x)=481.2x + 0.8(50 - x) = 48
1.2x+400.8x=481.2x + 40 - 0.8x = 48
0.4x=80.4x = 8
x=20x = 20
y=50x=5020=30y = 50 - x = 50 - 20 = 30
* 今年度の男子の部員数は 1.2x=1.2×20=241.2x = 1.2 \times 20 = 24 人。
* 今年度の女子の部員数は 0.8y=0.8×30=240.8y = 0.8 \times 30 = 24 人。

3. 最終的な答え

(1) ポロシャツの定価:2400円、Tシャツの定価:1800円
(2) 今年度の男子の部員数:24人、今年度の女子の部員数:24人

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