$ -1 < x < 2 $ と $ 1 < y < 3 $ が与えられているとき、以下の式のとりうる値の範囲を求めます。 (1) $ 2x + 3y $ (2) $ 5x - 3y $

代数学不等式一次式範囲
2025/5/14

1. 問題の内容

1<x<2 -1 < x < 2 1<y<3 1 < y < 3 が与えられているとき、以下の式のとりうる値の範囲を求めます。
(1) 2x+3y 2x + 3y
(2) 5x3y 5x - 3y

2. 解き方の手順

(1) 2x+3y2x+3y の範囲を求めます。
まず、x x の範囲を2倍します。
1<x<2 -1 < x < 2 の各辺を2倍すると、2<2x<4 -2 < 2x < 4 となります。
次に、y y の範囲を3倍します。
1<y<3 1 < y < 3 の各辺を3倍すると、3<3y<9 3 < 3y < 9 となります。
2x 2x 3y 3y の範囲を足し合わせます。
2<2x<4 -2 < 2x < 4 3<3y<9 3 < 3y < 9 を足し合わせると、2+3<2x+3y<4+9 -2 + 3 < 2x + 3y < 4 + 9 となり、1<2x+3y<13 1 < 2x + 3y < 13 となります。
(2) 5x3y5x - 3y の範囲を求めます。
まず、x x の範囲を5倍します。
1<x<2 -1 < x < 2 の各辺を5倍すると、5<5x<10 -5 < 5x < 10 となります。
次に、y y の範囲を-3倍します。
1<y<3 1 < y < 3 の各辺を-3倍すると、3>3y>9 -3 > -3y > -9 となり、9<3y<3 -9 < -3y < -3 となります。
5x 5x 3y -3y の範囲を足し合わせます。
5<5x<10 -5 < 5x < 10 9<3y<3 -9 < -3y < -3 を足し合わせると、5+(9)<5x3y<10+(3) -5 + (-9) < 5x - 3y < 10 + (-3) となり、14<5x3y<7 -14 < 5x - 3y < 7 となります。

3. 最終的な答え

(1) 1<2x+3y<13 1 < 2x + 3y < 13
(2) 14<5x3y<7 -14 < 5x - 3y < 7

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