まず、対数の性質を利用して、左辺をまとめます。対数の引き算は、真数の割り算になるので、
log2(x−1x2−x−18)=3 次に、対数の定義より、
x−1x2−x−18=23 x−1x2−x−18=8 両辺に (x−1) を掛けて、 x2−x−18=8(x−1) x2−x−18=8x−8 x2−9x−10=0 この二次方程式を解きます。因数分解すると、
(x−10)(x+1)=0 よって、x=10 または x=−1 です。 ここで、対数の中身が正である必要があるため、解の吟味を行います。
x2−x−18>0 かつ x−1>0 を満たす必要があります。 x=10 のとき、102−10−18=100−10−18=72>0 かつ 10−1=9>0 なので、x=10 は解として適切です。 x=−1 のとき、−1−1=−2<0 なので、log2(x−1) が定義できません。したがって、x=−1 は不適です。