与えられた統計データ $25.5, 23.1, 26.4, 18.0, 23.4$ の平均と分散を求めます。答えは小数第3位を四捨五入します。

確率論・統計学平均分散統計
2025/5/14

1. 問題の内容

与えられた統計データ 25.5,23.1,26.4,18.0,23.425.5, 23.1, 26.4, 18.0, 23.4 の平均と分散を求めます。答えは小数第3位を四捨五入します。

2. 解き方の手順

まず、平均を計算します。平均は、データの総和をデータ数で割ったものです。
データ数は5です。データの総和は、
25.5+23.1+26.4+18.0+23.4=116.425.5 + 23.1 + 26.4 + 18.0 + 23.4 = 116.4
したがって、平均 xˉ\bar{x} は、
xˉ=116.45=23.28\bar{x} = \frac{116.4}{5} = 23.28
次に、分散を計算します。分散は、各データと平均との差の二乗の平均です。
各データと平均との差は、以下の通りです。
25.523.28=2.2225.5 - 23.28 = 2.22
23.123.28=0.1823.1 - 23.28 = -0.18
26.423.28=3.1226.4 - 23.28 = 3.12
18.023.28=5.2818.0 - 23.28 = -5.28
23.423.28=0.1223.4 - 23.28 = 0.12
これらの差の二乗は、以下の通りです。
(2.22)2=4.9284(2.22)^2 = 4.9284
(0.18)2=0.0324(-0.18)^2 = 0.0324
(3.12)2=9.7344(3.12)^2 = 9.7344
(5.28)2=27.8784(-5.28)^2 = 27.8784
(0.12)2=0.0144(0.12)^2 = 0.0144
これらの二乗の総和は、
4.9284+0.0324+9.7344+27.8784+0.0144=42.5884.9284 + 0.0324 + 9.7344 + 27.8784 + 0.0144 = 42.588
したがって、分散 σ2\sigma^2 は、
σ2=42.5885=8.5176\sigma^2 = \frac{42.588}{5} = 8.5176
小数第3位を四捨五入すると、分散は8.52となります。

3. 最終的な答え

平均:23.28
分散:8.52

「確率論・統計学」の関連問題

ある農園で、かかしの数(X)、畑に来る動物の数(Y)、収穫できた果物の数(Z)のデータが与えられています。Xの標本分散は2、Yの標本分散は16、Zの標本分散は82、XとYの共分散は-5.6、YとZの共...

統計回帰分析共分散標本分散因果関係
2025/6/5

U教授の講義では以前は受講者の80%が単位を取得できていたが、最近は単位認定が厳しくなったという噂がある。今年度の単位取得者は100人中73人だった。帰無仮説「U教授は受講者の80%の単位を認定する」...

仮説検定二項分布正規分布左側検定有意水準
2025/6/5

与えられた統計量 $Z = \frac{\bar{p} - p_0}{\sqrt{p_0(1-p_0)/n}}$ を用いた仮説検定において、帰無仮説 $H_0: p = p_0$、対立仮説 $H_1:...

仮説検定統計量有意水準z検定両側検定標準正規分布
2025/6/5

母平均の検定において、帰無仮説 $H_0: \mu = 100$ が与えられたとき、両側検定における適切な対立仮説 $H_1$ を選択する問題です。

仮説検定母平均両側検定帰無仮説対立仮説
2025/6/5

与えられた複数の記述の中から、正しいものを全て選択する問題です。ただし、帰無仮説 $H_0$ は正しいものとします。

仮説検定帰無仮説第1種の誤り第2種の誤り
2025/6/5

(1) 大小2つのサイコロを同時に投げたときの出目をそれぞれ$a, b$とする。 * 2桁の整数$10a + b$が5の倍数になる場合の数を求める。 * $a + 2b < 1...

確率場合の数サイコロ数列
2025/6/5

A, B, C, D の4人がじゃんけんを1回するとき、Aだけが勝つ確率を求める問題です。選択肢は次のとおりです。 (ア) $\frac{1}{3}$ (イ) $\frac{1}{4}$ (ウ) $\...

確率じゃんけん組み合わせ
2025/6/5

10本のくじの中に当たりくじが3本入っている。この中から同時に2本のくじを引くとき、少なくとも1本は当たる確率を求める。

確率組み合わせ事象
2025/6/5

1から50までの番号が書かれた50枚のカードから1枚を引くとき、引いたカードの番号が3の倍数または5の倍数である確率を求める問題です。選択肢は以下の通りです。 (ア) $\frac{11}{50}$ ...

確率倍数排反事象
2025/6/5

1から50までの番号が書かれた50枚のカードから1枚引くとき、引いたカードの番号が3の倍数かつ5の倍数である確率を求める。

確率倍数最小公倍数
2025/6/5